朝早くからローマでぜひ見てみたかった
骸骨寺に行く・・・が、閉まっていた
なのでバスでベネツィア広場に行く
しかし、行けども行けども40分
一向に着かない。むしろ住宅地に入っていったので
あせって降りた。反対行きのバスに乗っていたらしい
気をとりなおして違うバスに乗る
結局広場に着いたのは10:00過ぎ
すぐ向こうに見えるフォロロマーノに行く
かなり期待していたこの場所だが
思ったとおりすごい場所だった
めまいがするほど大きな建築物
凱旋門の装飾の細かさ
美しい円柱
昔の建築水準は思っていたよりはるかに高かった
こんな高い文明を持っていたローマ帝国も
欲を持ちすぎたため最後には滅びたが
その教訓を形で表現している
フォロロマーノ
五木寛之の「大河の一滴」という言葉は
ここで使うと似合うかもしれない

この遺跡をまっすぐ行くとコロッセオがあるが
前回行ったので入場はしなかった
軽く通り過ぎて
この先にあるサンジョバンニインラテラノ寺院に行く
ここはかつての元カトリック総本山
その割りには大きくなかったが
なかはとても立派なものだった
個人的な意見だけれど、
サンピエトロより好きだ。温かみがある
入り口の天井画は優雅で
聖人たちの彫刻はカメオみたいだった
奥の礼拝堂は結婚式をやっていて
違うところではまた葬式をやっていた
ひとつの教会で結婚式と葬式をみるなんて
人生の時間を短縮してみているみたいで
複雑な気分だった

この教会をでて、緑豊かな通りを1kmほど歩くと
カラカラ浴場がある
カラカラとはローマ時代の軍人皇帝の一人で
帝国全域にローマ市民権をあたえたことで
大学受験にもしばしばネタにされる
メジャーな皇帝
彼が市民のために公共浴場を作り
それが今も現存している・・・今となってはただのレンガの塊だが・・・

こんなことでもしなければ
皇帝としての威厳を保てなかった彼のご時世
ローマ滅亡に向かっていた時代の建築物が
こんな形で現在見ることができる

かつてにぎわっていたこの場所には
大きな木が生い茂り
ローマが滅びてからの時間を示している
崩れた遺跡には今では猫たちの寝床になっている
今日はいろいろ考えさせられる日だった